Naïm  Abou-Jaoudé

Naïm Abou-Jaoudé (ナイーム・アブー・ジャウデ)

New York Life Investment Management LLC 最高経営責任者

ニューヨークライフ傘下のグローバル資産運用部門のニューヨークライフ・インベストメント・マネジメント(NYLI)の最高経営責任者(CEO)。ニューヨークライフ・インベストメンツは、総額7,500億ドルの資産を運用する世界トップ30の資産運用会社*であり、多様な視点、マクロ経済のサイクル全体での長期にわたる安定した運用成果、そして資産クラスや地域をまたぐ運用能力を通じて、ニューヨークライフの一般勘定および第三者機関や個人顧客にサービスを提供している。ニューヨークライフ・インベストメンツの深い専門知識は、Apogem Capital、Ausbil、Candriam、Kartesia、MacKay Shields、NYL Investors、およびTristan Capital Partnersなどの系列ブティック運用会社によって支えられている。 

 
NYLIのCEOに就任する以前は、2007年から2023年まではCandriamのCEOを務めた。CEO在任期間中は、2014年のニューヨークライフによる買収を成功に導き、サステナブル投資におけるリーダーとしての地位を強化し、欧州、アジア、米国への事業拡大により運用資産を倍増。Naïmのリーダーシップとビジョンにより、Candriamは、Tristan Capital Partnersの買収とKartesiaとの提携を通じて、欧州のオルタナティブ投資分野における存在感を多様化することが可能に。 
 
資産運用における30年以上の経験の中で、Crédit AgricoleやUBS Asset Managementのオルタナティブ・ファンドマネージャー、Candriamの前身であるDexia Asset Managementの最高投資責任者兼CEOなど、さまざまな指導的役割を担う。 
 
2021年6月から2023年6月まで、27兆ユーロに上る欧州の投資運用業界を代表する欧州ファンド・資産運用協会(EFAMA)の会長を務めた。2023年、フィナンシャル・ニュース誌は、Naïmを「ファンド運用業界で最も影響力のある20人のリーダー」の1人に選出。 
 
現在、投資会社協会(ICI)と、ニューヨーク連邦準備銀行総裁の諮問機関である金融市場に関する投資家諮問委員会(IACFM)の理事を務めている。 
 
パリのSciences Poを卒業後、パリ第2大学で経済学と金融学の修士号を取得。ニューヨーク在住。 
 
*ペンション&インベストメント誌、2023年12月31日現在の資産ベース。


Noriko Kawamoto

Noriko Kawamoto(川元 紀子)

New York Life Investment Management Asia Ltd. 日本代表

ニューヨークライフ・インベストメント・マネジメント・アジア・リミテッドの日本における代表者者。日本の金融機関や年金基金を含むニューヨークライフ・インベストメントのすべての営業およびマーケティング活動を担当している。 

2016年入社。それ以前は、Tanden Research Instituteのマネージングパートナーとして、米国に拠点を置く資産運用会社のアジア事業開発のためのコンサルティングサービスを指揮していた。また、Mariner Capital Investmentsでは、Marinerグループのマーケティングおよびアジア太平洋地域における事業開発イニシアティブを主導し、Rock Maple Fundsのアジア・マーケティングチームの責任者を務めた。ゴールドマン・サックス証券や日興証券の東京オフィス、そしてメリルリンチの東京オフィスとニューヨークオフィスでの勤務からキャリアをスタート。1987年より金融サービス業界に従事。

ミシガン州立大学で政治学/法学準備の優等学位を取得、東京の国際基督教大学で国際法の学士号を取得。